【歯科国試・CBT対策】歯科器材オールガイド#019 印象用コーピング

国試・CBT対策

歯科器材オールガイド

今回は印象用コーピングについて解説!

 

何に使う?

印象用コーピングは、インプラントの上部構造を製作するための精密印象において、口腔内のインプラント体やアバットメントの正確な位置・方向を作業用模型上に再現するために用いられる器具です。 インプラントの印象採得には「オープントレー法」と「クローズドトレー法」が存在し、それぞれに対応した印象用コーピングがあります。

※印象採得の方法は、「オープントレー法」と「クローズドトレー法」それぞれに「インプラントレベル」と「アバットメントレベル」があります。そのため、印象用コーピングは厳密に分類するとこれらに対応した4種類となります。

オープントレー法およびクローズドトレー法それぞれの印象用コーピングの特徴は以下のとおりです。

オープントレー法用

高径が大きく、印象材の中に確実に取り込まれるように明瞭なアンダーカットが付与されています。固定用スクリューの着脱にはドライバーが必要です。


(国試114A65)

クローズドトレー法用

オープントレー法用に比べて高さが低く、開口量に制限がある患者にも適応しやすいのが特徴です。また、印象体を口腔内から撤去する際に印象材を歪ませたり破損させたりしないよう、アンダーカットや凹凸が極力少なく設計されています。


(国試119B44)

 

臨床では?

臨床では、患者の開口量やインプラントの傾斜などを総合的に考慮して印象法を選択し、それに応じた印象用コーピングを使用します。 一般的には、クローズドトレー法よりもオープントレー法のほうが印象材の変形や位置のズレが少なく、寸法精度に優れているため推奨されます。ただし、オープントレー法で使用する印象用コーピングは高径だけでなく幅径も大きくなる傾向があるため、インプラント体どうしが接近している症例には不向きです。

また、インプラントの印象採得について、こちらの記事で詳しく解説しています!

国試ではどう問われている?

114A65

インプラントの印象採得に用いる個人トレーの写真(A)と器具の写真(B)を別に示す。

この個人トレーと組合せて使うのはどれか。1つ選べ。

a ア
b イ
c ウ
d エ
e オ

答え B 

他にも119B44、118A89、117A30、116C75、115B31,32、115D26、109B5、107C107などでインプラントの印象採得、印象用コーピングについて出題されています!
「実践」で解説も確認してみましょう。

アプリ「実践 for iPad」で記事の問題番号を検索したら、付箋機能で保存しておくと、あとで「器材系問題」をすべて集めることができます!

・【実践 for iPad 使い方講座 応用編③】復習に[付箋]と[問題セット]を活用しよう!
・【FAQ】付箋の名前を変更する方法を知りたいです。

復習の際に、ぜひ活用してみてください!

 

科目

●インプラント学

 

参考・出典

『NewText』では⑤補綴の「インプラント」Chapter02-03印象採得・咬合採得で詳しく解説しています。
あわせてデンスタ記事「押さえておきたい!インプラントの基本」もチェックしておきましょう!

※参考文献:『よくわかる口腔インプラント学 第4版』(医歯薬出版)

 

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