【暗記チェック!!】12誘導心電図② 具体的に心臓のどこで異常が起きているのか、心筋梗塞を例に考えてみよう!

国試対策

前回は12誘導心電図の基本的な概要を解説しました。
今回は心筋梗塞が起こっている部位を12誘導心電図から考えてみましょう!

 

心筋梗塞は冠動脈の閉塞などによって起こった心筋虚血の結果、心筋が壊死する疾患です。
心筋梗塞が起きた心筋の部位を心室における位置から前壁下壁側壁後壁などと表現します。

 

12誘導心電図は心臓を立体的に観察するため、心筋梗塞が起きている部位を読みとることができます。
胸部発作中の心筋梗塞を示唆する特徴的な波形は「ST上昇」です。
梗塞部位とST上昇がみられる誘導は以下のようになります。

前壁:(V1)、V2、V3、V4(とくにV3、V4
側壁:Ⅰ、aVL、V5、V6
下壁:Ⅱ、Ⅲ、aVF

また、V1、V2、V3でのST低下は心臓の反対側である後壁のST上昇を意味することがあります(これをミラーイメージといいます)。

【各電極と心筋虚血部位の関係】

 

 

次回は、実際に国家試験を解いてみましょう!

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