今回は「プライヤーの種類と見分け方」です!
プライヤーは定番ですが、間違えやすい問題です。形や名前、用途をこの機会に整理してみましょう!
見た目(画像)と名前・用途が一致するか、早速クイズで確認してみましょう!
【第1問】
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【第2問】
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【第2問】解答
これは「Jarabakプライヤー」です!
先端部に溝があることによって、ワイヤーを保持しバーティカルループの長さを揃えることができます。
先端部の円錐状の部分は丸線にループを付与するときなどに使います。
【第3問】
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【第4問】
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【第4問】解答
これは「スリージョー(三嘴)プライヤー」です!
先端が3つに分かれています。
主線など太いワイヤーの屈曲やクワドヘリックスの調整に使います。
クラスプなどの急角度のワイヤー屈曲にも適しています。
【第5問】
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【第6問】
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【第6問】解答
これは「バードビークプライヤー」です!
先端はそれぞれ四角錐と円錐になっています。
丸線の屈曲に使います。
また、バードビークプライヤーとライトワイヤープライヤーの形はほとんど同じですが、
ライトワイヤープライヤーのほうが先端が細くなっており、細い丸線の屈曲に使います。
【第7問】
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【第7問】解答
これは「Howeのプライヤー」です。
先端は円盤状になっています。
リガチャーワイヤーの結紮、アーチワイヤーの着脱、エラスティックの装着に使います。
また、アーチワイヤーが粘膜に刺さったりチューブから抜け落ちることを避けるために
チューブの端を曲げるとき(シンチバック)にも使います。
【第8問】
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【第9問】
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【第10問】
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【第10問】解答
これは「リガチャータイイングプライヤー」です!
エラスティックセパレータープライヤーと似ていますが、中央に結紮線をかける円形の構造があるのが特徴です。
結紮線を締めるときに使います。
【第11問】
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【第11問】解答
これは「ユーティリティープライヤー」です!
基本的な用途はHoweのプライヤーとほぼ同じで、先端が円盤状になっていないのが鑑別点です。
多彩な用途にあわせて形状にもバリエーションがあります。
【第12問】
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【第12問】解答
これは「Youngのプライヤー」です!
先端が3段になっていて、溝があります。
直径0.5〜0.9mmのワイヤーの屈曲に使います。
根本の部分は主線の屈曲に使い、先端はリンガルアーチの補助弾線を屈曲するときに使います。
矯正で使用するプライヤーは種類が多いので、使用する場面をイメージしながら見た目と名前、用途が一致するよう整理しておきましょう!
次回は実際の国試の問題を解いて理解度を確認してみましょう!