【図解でわかる!】止血機構と抗血栓薬②

国試・CBT対策

今回は抗血栓薬についてです。
抗血栓薬は下の図のように抗血小板薬抗凝固薬に分けられます。

 

まずは抗血小板薬についてです!

抗血小板薬は血小板の機能を抑制することで血栓形成を防ぐものです。
おもな抗血小板薬を下に並べました。

・アスピリン
・チクロピジン
・シロスタゾール
・サルポグレラート

これらはそれぞれ作用機序が異なります。
それぞれの薬を下の図の空欄に当てはめてみましょう。

 

答えはこちら!


作用機序を図でも確認しましょう。

 

次は抗凝固薬についてです!

抗凝固薬は凝固因子のはたらきを抑制します。
おもな抗凝固薬を下に並べました。

・ダビガトラン
・ヘパリン
・ワルファリン
・リバーロキサバン

これらはそれぞれ作用機序が異なります。
それぞれの薬を下の図の空欄に当てはめてみましょう。


答えはこちら!

リバーロキサバンやダビガトランは直接経口抗凝固薬(Direct Oral Anticoagulant:DOAC)です。

凝固カスケードの図とあわせて確認しましょう。※2025/06/03画像一部修正

 

 

止血機構と抗血栓薬についてまとめました。
抗血栓薬についてはどのように作用するのかを意識しながら、理解を深めるようにしましょう。

歯科医師国家試験対策の参考書「NewText」では、基礎 薬理Chapter14-01「抗凝固薬・抗血小板薬」で抗血栓薬について解説しています。国試ではどのように出題されたのかを確認することで、効率的に国試対策を進めることができます!

 

 

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