最新国試の傾向と知識の整理の仕方は?
第117回国家試験では、歯科診療で遭遇し得る現場の状態をイメージさせる問題が多く出題された一方で、過去問を改編した問題も多くみられました。
国試合格のために教科書や大学の講義・資料が重要なのはいうまでもありませんが、歯学の範囲は膨大です。まずは大学で学んだ内容を、「過去の出題実績をもとに再整理していく」ことが、国試合格のための効率的な学習といえるでしょう。
「NewText2025」ってこんな参考書!!
「NewText」は発刊から15年。30年分以上の国試出題実績をもとに、国試合格に必要な知識をまとめた参考書です。科目ごとにインプットのしやすさを重視して体系的に解説しているので、バランスよく国試の全体像を把握できる構成になっています。
「NewText2025」では最新117回と15年分の問題について、テーマ別に関連する問題番号を明記して解説しています。長年つみあげてきた内容とともに、とくに重要な近年の出題内容をもれなく学習できるのが大きな特徴です。
まず各テーマの先頭にある「カコモン」を見てみましょう!
テーマごとに過去16年分の国試の出題頻度・傾向がわかります。
多く問われているテーマ、近年よく問われるテーマは要チェックです!
国試に出題された一般問題は青字+国試番号になっているので、ひと目で出題された箇所がわかります。
また、重要箇所は太字になっており、注目すべきポイントや用語もおさえられます。
国試番号が2つ以上ついているところは、何度も国試で問われている内容です。
知識をていねいにかためていきましょう。
臨床実地問題は、青字や太字の部分も含めて、テーマ全体をしっかり読み込むことで解答に近づくことができるでしょう。
「NewText」はもちろん過去の出題内容だけをまとめているわけではありません!
出題された問題の周辺知識も一緒に学習できるように解説しているので、安心して学習を進めてください。
さらに、これからの国試での出題を見据え、大事なテーマは「+α」として、しっかりカバーしてあります。
各所に「Dictionary(用語解説)」もあるので、一緒に確認すると知識が深まります。
衛生科目の攻略に統計資料の確認は欠かせません。国試では厚生労働省が公表しているデータから出題されることが多々あります。
「別冊資料集」では歯科国試で注目される資料を厳選して見やすくまとめています。
本冊とあわせて学習を進めていきましょう。
「NewText ①必修」が大幅リニューアル!!
「国試対策が難しかった科目・分野は?」というアンケートでは、例年「必修」が1位という結果です。範囲が広く全容が見えにくい一方で、合格基準が高い=落とせないという不安もあり、多くの受験生が対策の難しさを感じているようです。
※117回採点サービスアンケートより
そんな声をうけて「NewText2025」では、①必修が”よりわかりやすい”参考書をめざして大きく改訂されました。
必修を攻略するには、出題基準の構成や各項目の用語に目を通しておくのが近道です。
「NewText ①必修」は最新令和5年版出題基準「必修の基本的事項」にあわせて構成されており、
Chapter=(出題基準の)大項目
テーマ=中項目
タイトル=小項目
となっています。
つまり、「NewText ①必修」を読み進めるだけで、出題基準の必修の範囲を学べます。
さらにテーマの最初には「ここで学ぶこと」という項目を新しく追加し、中項目の内容を把握しやすくしました。
国試合格に必要なことは、出題実績をもとに学習を進め、各科目の知識をバランスよくつみあげていくことです!
「このあたり毎年出題されてる気がする」「大事なテーマっぽい」といった個人の思い込みや勘に頼った学習は、危険で、遠回りになります。
「NewText」を上手に使いこなして、国試の出題範囲の広さや深さを知り、効果的に知識をインプットしていきましょう!
■6月7日:④保存、⑤補綴、⑥小児・矯正 発刊
■6月14日:①必修、②基礎、③衛生、⑦外科・放射、⑧高齢者・麻酔 発刊